間違いだらけの殺人
それで十分なのだと思った。

浮気かどうかなどは
関係ない。

あの嫉妬深い女なら
間違いなく腹を立てるに
決まっている。

心を乱すに違いない。

私は
彼女をまた
不安に陥らせてやりたかった。 
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