華。花。


「なんですか。今のユリ」

「トラウマ…?」


とりあえずユリをベッドに寝転がせ柚月とお粥を持ってリビングに降りた。


「うぃ」


と柚月が入れてくれたコーヒーを飲む


「ありがとうございます、柚月」

「ユリ、なんだったんだろっ」

「クズ親……って言ってましたね」

「あぁ。」


クズ親か……。


「わりぃ、冬馬。今すぐ取りに行きたい薬あるだろうけど俺結構寝てなくて限界で眠いから日明けてからでも良い?」

「すみません、柚月。全然大丈夫です。ゆっくり寝てください。」

「おう。少し眠れば行けると思うから。一旦寝るわ。」


柚月と僕はリビングのソファーで睡眠を少しとって病院に点滴を取りに行ってユリに点滴をした。


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