晴れた日の朝



「やっぱり、パン屋さん寄ってこう」

「んふふ」


私と康ちゃんの好みは限りなく似ている。


「俺、トイレットペーパー持ってるからハル好きなの取っていいよ」


康ちゃんもバターのにおいとお砂糖を焦がしたにおいにおなかが鳴ったのだろうか。


「腹減ったなぁ・・・」


鳴ったみたいだ。


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