僕の恋は花となる

カレン見ていた花はパイプの形をした花だった。

「その花名前は何?」

「この花?」

「うん」

「この花はナンバンギセルっていうの。」

「ナンバンギセル?」

聞いたことのない花の名前だった、ユウキはぽかんとして聞いている。

「そう。ナンバンギセル。花言葉は片思い。」

「片思い・・・」

「片思いしてる人に届けてみたいよね☆」

「誰か好きな人いるの?」

「いるよ。」

「いるんだ。どんな奴?」

俺の口は頭では考えていないのに勝手に口が動いていた。
< 5 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop