《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
しかし、仕事は終らなかった。



定時を過ぎても、企画会議は終らない。



「・・・」
チッ…俺は下を向いて舌打ち。
後ろに控えていた哲を呼び、上着のポケットの忍ばせたケータイを渡す。


「俺の代わりに留奈に待ち合わせの時間、19時に変更すると伝えてくれ」

哲に伝言。


「承知しました」



哲は会議室を出て行く。



定時なんかに、帰ったコトは一度もない。
留奈には無理な約束をしてしまったかもしれない。

19時か…


21時にプラネタリウム館は閉館しちまうから、最後の投影時間に何とか間に合うかな~




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