《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
* * *


休み時間。

「留奈…今日はどうして遅れたの??」


「少し…用事で…」


「ふうん~」


誰かに言いたくて…ウズウズしていた。
でも、此処は教室だし、近くにはクラスメイトの男子たちとお喋りする烈君の姿が…。



「ちょっといい?椿ちゃん」


「んっ??」


私は椿ちゃんの手を引いて、廊下に飛び出した。
人気のない非常扉の前までダッシュ!!



「何??留奈…とうとう…捺さんとシたの??哲子さんとは??」


「耳貸して、椿ちゃん」



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