《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
母子と共にゲンキで、俺は安心した。



双子の性別は共に男子。
まるで、哲と駿也みたいだ。


俺と哲、お義母さんの3人で、ガラス越しに生まれたての赤ん坊たちを見つめる。


男の子ならこれ、女の子ならこれと名前はキメていた。



「コイツが岳(ガク)でコイツが魁(カイ)だ…」


「どっちにしようかしら??」



「俺は二人ともお前にやるつもりはない!」


「酷いわ!?捺…1人くらい私にくれてもいいじゃない!」


「ダメだ…」







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