《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
病室に戻った留奈と俺は対面。



「ありがとう~留奈」


「赤ちゃんは可愛かった?」


「ああ~」


ベットに横たわる留奈の周囲を囲む医療器具。

新たな命を産むのがどんなに大変なコトは思い知らされた。



「本当にありがとう~」


感謝の言葉しか出てこないーーー・・・



「大変だけど…これから二人で頑張ってね…」



「はい、ありがとうございます」


お義母さんは先に病室を出て行った。



俺と留奈の二人っきり。


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