《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「げっ!?何で…兄貴が来てんだよ!!」


私の後ろに立っていた少年が男性を呼び止める。


少年はトップ合格でステージに立ち、答辞を読んだ桐生烈(キリュウレツ)


(株)桐生建設の御曹司らしい。
男性はその兄貴みたい。


二人揃ってイケメン兄弟。



「水臭いぞ…俺とお前は兄弟だろ?」


「別に…俺は…来てくれとは頼んでない…」


「それはテレか?」


「んなわけねぇだろ!!」


私はジッと二人の会話を聞いていた。
凄く微笑ましくて思わず声を出して、笑ってしまった。


二人の視線が私に集中!?
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