《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「・・・烈お前の知り合いか?」


「??しらねぇよ~。でも同じクラスの女子みたいだ」


「ふうん~」


男性は見ず知らずの私に自己紹介。


「初めまして…桐生捺(キリュウナツ)です。コイツは俺の弟の烈」


「私は藤ヶ谷留奈です…」


「藤ヶ谷?もしかして…あの『ブラックベリー』の藤ヶ谷副社長のお嬢様?」


男性は私の父のコトを知っていた。



「はい…父の仕事の関係の方ですか??父がいつもお世話になってます」


「こんなキレイな大きなお嬢様が居たとは…」


「兄貴…此処はガッコだ。口説くんじゃねぇよ!」



「俺は挨拶しているだけだ!」


二人は口喧嘩を始めた。
私はそのまま、二人を置いて椿ちゃんの背中を探す。
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