《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
再び、俺は自分に宛てられた手紙の封を切った。



「何…書いたんだ??」


「大したコトはあまり書いてないけど…」


「!?」


俺の手紙はたった1行のシンプルな文章!!?


『不束な者ですが、よろしくおねがいします。 

       留奈』



「ハァ!?親父の手紙は2枚あったのに…俺のは1行って…どういうコトだ??」


「それは過ごした年月の差だ・・・。お前は手塩に育てた一人娘を花嫁にしたんだ。違うか?捺」



今までずっと黙っていた親父は口を開く。
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