年下のカノジョ~あの子は高校生~
42】見せる下着?!
 用意しておいたスリッパを履いて、由美奈ちゃんが俺についてリビングまでやってくる。

―――由美奈ちゃんが俺のウチにいる~。


 俺の顔は相当に緩みっぱなし。

 先を歩く俺の表情が彼女には見えていないのが幸いだ。





「そこのソファーに座ってて。
 今、飲み物用意するから」

 リビングに置かれたソファーを指差した。


「どうぞ、おかまいなく」
 にっこりと静かに微笑む由美奈ちゃん。
 


―――ん?

 その表情に、なぜか俺は引っかかりを覚える。

 

―――ただの笑顔じゃないか。
   なんでそんなことを感じたんだ?
 



 漠然と感じただけなので俺の気のせいかと思い、お茶の用意をするためにキッチンへ向かった。










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