裏表
第4ピリオド開始
俺はやっと集中できるようになった
だから、ばんばん点入れた
3ポイントとか
ダンk…さすがに身長的に
無理だけど。
体が女子の分なるべく相手に
触れられることなく
プレイした
もう残り1分
「やばっ時間ないじゃん!唯パス―――」
優がパスしてきた
『OK』
そのままゴール付近の怜にパスしようとする…
が少し爪がかすって
上に飛んでしまった…
『ヤベッ』そう思った瞬間
パサッ…
まさかの、パスしようとした
ボールがきれいな弧を描いて
ゴールしてしまった、
怜も目を見開いて
「は?」みたいな顔してる
自分も怜と同じく
驚いた顔で口もしめれない
みんなに沈黙が走った
でもそれは一瞬で
「「キャアアアアア♥唯様――――♥♥♥」」
歓声が上がった
悲鳴ともいえるが…どこから出してんの