オレ、トーフ。【短】
それからすぐにユズハが戻って来たけど、オレはすっかりそのボールの魅力の虜(トリコ)になっていて…
ユズハとトーヤの会話の内容も、全く耳に入って来なかった。
「あれ?新しいオモチャじゃん」
「ペットショップで見付けたんだ」
「冬夜って、トーフに甘いよね」
「いや、別にそういう訳じゃないんだけど……」
「何、その顔?何か企んでるでしょ?」
「まぁな。ほら、トーフがいると、柚葉を独占出来ないからさ」
その後すぐに、トーヤがユズハを連れてリビングから出て行ってしまったんだ――。
ユズハとトーヤの会話の内容も、全く耳に入って来なかった。
「あれ?新しいオモチャじゃん」
「ペットショップで見付けたんだ」
「冬夜って、トーフに甘いよね」
「いや、別にそういう訳じゃないんだけど……」
「何、その顔?何か企んでるでしょ?」
「まぁな。ほら、トーフがいると、柚葉を独占出来ないからさ」
その後すぐに、トーヤがユズハを連れてリビングから出て行ってしまったんだ――。