略奪愛
「許さない…なら…」


ゆう先輩を奪ってやる…


さっきまでの震えていた足が不思議にスッと立ち上がり階段を上ってく


向かう先は先輩の元


「欲しいなら奪えばいいよね」


黒い渦が回りをかこっていった…


―――――
――――――――



「あーあ、真理ちゃんに見られちゃったよ…奏」


入り口に寄りかかり階段の上を見ながら笑う


さっきまで真理がいた場所を見ながらクスクスと


「ん~ヤりたかったなぁ…」



ねぇ…奏………
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