俺は私、私は俺?!
そういう事で次の日の朝、私は神藤家に戻った。



海斗のご両親は知ってるみたいだけど、海斗は絶対知らない。



お母様からも言わないでって言われたし...



家に着くとお兄ちゃんがいた。



「お前も大変だな、優」



苦笑いしながら私の制服を渡した。



しかも男物。



私は重たい足で学校へ向かった。



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