会いたい

 彼はもう死んでいるのだ。

 二十八で死んだ透よりも若い。
 まだ二十年すら生きていないのに、こんなに生きているみたいなのに、それでも彼はもう私と同じではない。
 隔てられた壁は、なんて大きいのだろう。
 私は彼の声を聞くことさえできない。

「あなた、どうして死んだの? まさか自殺?」

 彼は慌てて首を振る。

だ め  だ め

「だめ? 何が? 自殺が?」

そ う  だ め

 力強く、彼は頷いた。
 恐い顔をして私を見ている。

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