夏恋~小さくて素敵な恋~
―スポーツ大会前日-
今日は体育館でバスケの練習をしていた。
運良く?担任が体育の先生だったから、5、6限目をすべてバスケの練習にあててくれた。
他のチームが練習試合をしていのを眺めている、いつもの四人。
奈「暑い…。」
里「奈々、それ禁句だったでしょ…?」
奈「無理…。里美も言っちゃいなよ。」
里「嫌…。言わない。」
奈「楽になるよ…?」
里「う………。」
晴「二人とも、麻薬の密売みたいだよ?」
奈・里「「だってぇ~!」」
体育館は恐ろしいほど暑かった。
窓をすべて開けているのに、風通しは最悪。
奈「こんな熱心にしなくてもいいじゃん…。」
里「そうだよ…。」
隣でバテている里美と奈々ちゃんを見て、あたしと晴美ちゃんは笑った。
晴「それにしても暑いね~。」
「まぁ、夏だから。仕方ないね。」
晴「倒れる人とか出ないといいけど。」
「だね。」
晴美ちゃんがそう言って、周りを眺めていた。
晴美ちゃんはお母さんみたいだな。
みんなの事を1番に考えてくれる。
本当に優しい女の子。