夏恋~小さくて素敵な恋~



―スポーツ大会前日-



今日は体育館でバスケの練習をしていた。




運良く?担任が体育の先生だったから、5、6限目をすべてバスケの練習にあててくれた。



他のチームが練習試合をしていのを眺めている、いつもの四人。




奈「暑い…。」

里「奈々、それ禁句だったでしょ…?」

奈「無理…。里美も言っちゃいなよ。」

里「嫌…。言わない。」

奈「楽になるよ…?」

里「う………。」

晴「二人とも、麻薬の密売みたいだよ?」

奈・里「「だってぇ~!」」



体育館は恐ろしいほど暑かった。



窓をすべて開けているのに、風通しは最悪。




奈「こんな熱心にしなくてもいいじゃん…。」

里「そうだよ…。」



隣でバテている里美と奈々ちゃんを見て、あたしと晴美ちゃんは笑った。



晴「それにしても暑いね~。」

「まぁ、夏だから。仕方ないね。」

晴「倒れる人とか出ないといいけど。」

「だね。」



晴美ちゃんがそう言って、周りを眺めていた。



晴美ちゃんはお母さんみたいだな。



みんなの事を1番に考えてくれる。



本当に優しい女の子。



< 18 / 102 >

この作品をシェア

pagetop