ありのままの、あなたが欲しい。
ゆりあはふわふわのパーマが掛かった栗色の髪の毛にくりくりした目をしていて、性格も見た目もとても可愛らしい。


危なっかしくて放っておけないゆりあを大きな器を持ったカズくんが守ってくれて、バランスがとれたカップルだと思う。


そんな二人は、昔から何かと私を気遣ってくれる大事な友達だ。




「じゃあ、あたし達はそろそろ帰ろっか。またね、夏芽♪」


「うん、また遊びに来て!ご馳走用意して待ってる」


「なっちゃんの手料理楽しみにしとくわ」



そうして二人が帰ってから、まだ段ボール尽くしの殺風景な部屋を見回して気合いを入れる。



「マナの迎えに行くまでに少し片付けなきゃね…!」



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