君へ

第6章



一週間後…


「はぁ…後一週間はお母さんもお父さんも帰ってこないんだよね…」

一人が苦手っていうのは自分自身で解ってた。

けど、一週間経って改めて思った。

一人でいることが、こんなに孤独で寂しいのか…

明日って土曜だよね…

明日はちょっと頭の中を整理しなきゃ…


次の日…


「はぁ〜」

さて…まず何を整理しようかな…

やっぱ太陽のことかな…

太陽のことは…好き。

でも…どう告白すれば…

いきなり『好き』って言ったら変だよね。

ただでさえ今迷惑かけてるんだし…

んー…

でもやっぱ告白は大事だよね…

「あーもう!!!一体どーすればいいのー!?」

そう考えている間に時間は過ぎていき…

11時

「うわ!!いつの間にこんな時間過ぎてた!?」

最悪…

この1日なんも役に立たなかった…

もう!寝る!


日曜日…


ボー

ダメだ…何回考えても決まらない…

もうこうなったら…

「よし!!決めた!明日告白する!!無理だとしても後悔はしない!!絶妙しない!!」

よし!!寝よう!!

………………
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