君へ

第5章

「おはよー」

「おはよ、愛」

「あれ…?今日の空乃、目腫れてない?」

「あ!!昨日、帰り道に虫が虫を食ってて、そんで空乃が『何で食べちゃうの〜!?』って号泣してたからぢゃね?(笑)」

「え!?あんたそんなことで泣いたの!?」

「あ、うん…(笑)」

「あんたってほんと泣き虫だね〜(笑)まぁそういうとこが良いのかもしんないけど♪(笑)」

「あっあはは(笑)」

「あはは(笑)」

「愛〜!?今日朝の挨拶あるよ!!」

「あ、そうだった!んじゃまた後で♪バイバーイ」

「バイバーイ♪」

………

「ごめん…」

「いいって!いつでも助けるって決めたから」

「マジ…ごめんね…」


*部屋*


「はぁ…」

あたしってほんと太陽に迷惑かけてるよね…

何であたしこんな迷惑かけることしかできないんだろ…


太陽…?

あの時はあたしを守るためにあんなこと言ってくれてありがとう。

後…ごめんね…。



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