紫陽花~7色のヤンキー達~



「あたし…西と付き合うことになったの…だからもう関わらないで。」



『まっ真里子っ!!』



真里子はそのまま走って行ってしまった



『離してよっ!!』



本当は追いかけたかった


けどあたしが走り出そうとした瞬間西に腕を捕まれた



こいつ本当に何がしたいの!?



「さすがに謝った方がいいかなって~だって俺のせいでしょ!?」



そう笑いながら言う西はどこか楽しそうであたしは睨まずにはいられなかった



「うお~こえ~可愛い顔が台無しだよ~?」


『あんた何がしたいの?』


「俺は人を陥れるのが好きなの!!特に自分は特別ですーみたいな顔してる奴をね。」



こいつ…狂ってるんじゃないか?



< 111 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop