紫陽花~7色のヤンキー達~
『頭おかしいんじゃないのっ?』
「俺はおかしくねぇよ。ただ他人よりズル賢いだ~け。」
話にならない
「てか茉夜って馬鹿なの?」
『はっ?』
「だってなんで俺が真里子と付き合うことになったか聞いてこないじゃん。」
『あたしはあんたにその答えを求めてない。真里子の口から聞きたいの。』
「へぇ~でも真里子もう茉夜と話したくないって~」
『それでも本当のこと話せばわかってくれる。』
「何もしてないって言ってももう無駄だよ。」
『あんたもしかして…』
「あっもしかして今気づいた?そうだよ。俺が原に命令して茉夜に告白させたの。以外と茉夜強くてヤるのは出来なかったみたいだけど。なんでそんなことしたの!?とか聞くなよ。言っただろ俺は人を陥れるのが好きなの。」
『あんた可哀想だね。そこまでして何が楽しいの?』
「どーせ茉夜の言うことなんて誰も信じないから教えてあげる。西園寺財閥って知ってる?俺ねそこの跡取り。だからなんでも出来て当たり前でさつまんないの。だから暇潰しなの。茉夜のことも…ね?」
『それと真里子になんの関係があるっていうの。』
「真里子も茉夜を陥れるための材料。俺がちょっと演技したらすーぐに信じちゃってさ好きだよって言ったらあっさりOK本当に女って簡単だよな。」