学園恋愛事情
飲みかけのイチゴオレを投げつける程、歌音は俺のこと思ってない。


そんなこと分かってるけど…



自分でそれを口にしたく無い。

まだ
どこかで
もしかしたら


なんて、バカなこと考えてる。



でも
きっとマキちゃんは
俺に歌音のことを責めたりしない。



って…
おれ、彼女であるマキちゃんを心配するより…



歌音のことを考えてる。






あぁ、

おれやっぱり







歌音が好きなんだ。
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