学園恋愛事情
『目障り』

『ゴミ』

『捨てといて』



これって、
パックのことじゃないんだろうな。



あいつら…
本当に俺のことわかってる。


笑える。




『諦める』




そんなの最初から無理なんだよ。

ずっと、
物心ついた時には
すでに歌音の事が好きだったんだから。


自分に…
自分の気持ちには

嘘はつけない。


苦しくなる一方だ。



歌音の代わりなんて、誰にもできないんだよ。
気づいていても、歌音に他の誰か出来るのを近くで見たくなくて…。


情けない。


出来たって、自分から手放すより100倍いい。



それまで
どんなに嫌がられても


邪魔しまくってやる!!


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