天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅣ
「あの時も、今も…僕にはここは安らげる場所のひとつだよ」

そう言って。

こはくは手にしたスポーツタオルを、クルリと剣豪の首に絡める。

「今が幸せだもの。すーがいるし、可愛い生徒達がいるし、楽しい同僚の先生方がいるし…今が楽しいから、あの時の思い出も、ただの『思い出話』に過ぎないんだよ」

「…敵わぬな、貴様には」

微かに笑う剣豪。

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