天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅣ
とはいえ、流石の逸男もこの時間から登校する訳にもいかない。

早くも時間を持て余した午前5時30分、トレーニングウェアに着替えてジョギング。

軽く10キロほど走ってくる。

当然道行く新聞配達から散歩の老人から仕事明けのホストの兄ちゃんから、全員に朝の挨拶。

顔見知りかどうかなど関係ない。

何故挨拶するのか、そこに人がいるから!

やっている事は好青年なのだが、どういう訳かイラッとする。

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