天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅣ
グラリと揺らめく逸男。

彼は最後に。

「いい…拳だ…」

グッ!とサムズアップした後、そのまま大の字に引っくり返った。

「フン…」

ペッと血混じりの唾を吐き出した後、龍太郎は逸男の体を担ぎ上げる。

『あ…あの…龍太郎君』

オロオロする小夜に背を向け。

「ちょっとコイツを保健室連れてってくらぁ」

彼はそのまま歩いていった。

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