天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅣ
怪我の程度は見た目ほど大した事はなかった。

流石スポーツ万能を自負するだけあって、あれだけ殴られても軽い打撲と裂傷程度。

鍛えようが足りてるらしい、とは保険医の談。

「しかし…珍しいなぁ…お前が喧嘩で勝つ事もあるんだなぁ…」

感心したように呟く保険医に。

「うるせぇよ」

絆創膏だらけの顔を顰める龍太郎。

「負けていい喧嘩か負けちゃいけねぇ喧嘩か…俺だってそんぐれぇは区別つくんだよ…」

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