夏休みのTシャツ
もしかして…………



もしかすると…………



恭ちゃん…………




あたしにホレてる?!







な~んちゃって。


あたしなんかに………

まっさか~。


でも、ほかに理由が思いつかばない。

思いつけよっ!!!!

もう一人のあたしが鋭いツッコミをした。


そう、そう。
落ち着いて。今の大事な時期にそんなこと意識したら試合に支障が……

思いっきり左右に頭をふる。


「どしたん?」

お母さんがそんなあたしに問いかける。


「ううん。なんでもないよ。」

「そういえば、高田くんと話してたでしょ?何しゃべったの?」



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