君色に
ワタワタしながら それでも那智に会う時は可愛くいたい あたし… 本当はどうしたいのかな…
待ち合わせの時間より早く着いてしまった
あたし結局嬉しいんだ… 那智といれて…那智に会えることが…
あたし…すごくすごく…嬉しいんだ…
ポンっ☆誰かがあたしの肩を叩く
『那智?』
笑顔で振り返ると そこには知らない男の人
『一人?遊び行こうよ〜☆』
肩を抱かれ強引に連れて行かれる 必死になって抵抗しても 男の人の力は一層強くなって あたしの肩に指が食い込む
『痛っ』
『うわっ!』
あたしの声と同時に あたしの肩の痛みがなくなり 男の人はいきなり尻餅を着いた恰好になっていた
『あ…』
そこにはさっきの人を冷たく見下ろす那智がいた
『俺の連れに何か用?』
那智めちゃくちゃ怒ってる?
那智の低い冷たい声だけで相手の人は慌ててどこかへ行ってしまった
『フッ…』
さっきとはまるで別人の那智の優しい笑顔 那智はあたしの手をとると ゆっくりと歩き出した
『デジャブかよっ!前と一緒!危なっかしいな〜!雛は』
『前?あ…』
彼女のプレゼント買いに行く時だ…あの時も那智が助けてくれたっけ…
彼女とのこと 聞きたいけど やっぱり聞けない
『そ〜だ!雛今日少し遅くなっても大丈夫?』
歩きながら顔近づけないでぇ!
『あ…大丈夫。家基本的に全然そーゆーの怒らないし』
『まじ?信用されてんだなー』
那智は笑いながらあたしに話し掛ける 手は繋がれたまま…
ねぇ 那智…那智は今寂しいな? 寂しいから あたしに優しいの? あたしね?それでもいいから 那智の側にいたいの…那智が優しいから あたし最近どんどん 我が儘になるの…
待ち合わせの時間より早く着いてしまった
あたし結局嬉しいんだ… 那智といれて…那智に会えることが…
あたし…すごくすごく…嬉しいんだ…
ポンっ☆誰かがあたしの肩を叩く
『那智?』
笑顔で振り返ると そこには知らない男の人
『一人?遊び行こうよ〜☆』
肩を抱かれ強引に連れて行かれる 必死になって抵抗しても 男の人の力は一層強くなって あたしの肩に指が食い込む
『痛っ』
『うわっ!』
あたしの声と同時に あたしの肩の痛みがなくなり 男の人はいきなり尻餅を着いた恰好になっていた
『あ…』
そこにはさっきの人を冷たく見下ろす那智がいた
『俺の連れに何か用?』
那智めちゃくちゃ怒ってる?
那智の低い冷たい声だけで相手の人は慌ててどこかへ行ってしまった
『フッ…』
さっきとはまるで別人の那智の優しい笑顔 那智はあたしの手をとると ゆっくりと歩き出した
『デジャブかよっ!前と一緒!危なっかしいな〜!雛は』
『前?あ…』
彼女のプレゼント買いに行く時だ…あの時も那智が助けてくれたっけ…
彼女とのこと 聞きたいけど やっぱり聞けない
『そ〜だ!雛今日少し遅くなっても大丈夫?』
歩きながら顔近づけないでぇ!
『あ…大丈夫。家基本的に全然そーゆーの怒らないし』
『まじ?信用されてんだなー』
那智は笑いながらあたしに話し掛ける 手は繋がれたまま…
ねぇ 那智…那智は今寂しいな? 寂しいから あたしに優しいの? あたしね?それでもいいから 那智の側にいたいの…那智が優しいから あたし最近どんどん 我が儘になるの…