瞳の中の想い出
「あの、自己紹介遅くなってごめんなさい。あたしゆぅなです。あなたは?」



「あきひさだよ。ヨロシクね!ゆぅなちゃん」



多分この時から恋に落ちてしまっていた。


それからお互いの話になって彼の弟があたしの学校の教師ということを知ってしまった。



ショックだった。



自分の学校の先生のお兄さんを気になってしまうなんて、考えられなかったから。



あまり関わらない方がいいと思い少し話して終わりにした。



その日から頭からあんたが消えなくて眠れない日を過ごした。
< 6 / 17 >

この作品をシェア

pagetop