俺様王子にご注意を

「弓道に昔から憧れていたんだよな。」

「そうなんだー...。」

龍也に昔に...私はいない。

どうして私達はこんな風に
話をしているんだろう。
いつから壊れちゃったんだろう?
壊れちゃったものはもう...直せないの?
もう.....スキじゃないのに龍也を
見るだけで辛くなる。
何1つ革っていない笑い方や声。
龍也と出会ったときから今の龍也は
時間が止まったみたいだよ。

「あ、先生いた。じゃあな。大倉。」

「うん.....。」

そう言って龍也は先生の元まで
走っていった。

きっと部活でも龍也はみんなに
あの笑顔を見せる。
そしてほとんどの女子が惚れる。

それを私は...どうみていけば
いいんだろう─.....?
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