プレイボーイとのラブバトル?

誠司Side

「ふーん。朝からご苦労様!」

「んだよ。健也だっていきなり彼女が知らない男に“アネゴ"なんて言われたら腹立たねえねかよ!?」

「落ち着けって!ほら、ここ教室だぞっ!」

「っっ...。」

周りからの視線は痛いほどだった。

「誠司の気持ちは分かるけどよー、お前は今は美鈴を信じなきゃだめだろ。」

「ああ。で...美鈴ってなに?」

「あ...!?」

「お前美鈴って言わなかったか?!」

「あ...まぢで!?」
健也の顔はどんどん青くなってきた。

「げんやああ!」

「うっせ、うっせ。この彼女溺愛ばかがっ!」

「うるせー!お前ゆるさねーぞっっ!!」

「ふーん、そんな事言っていいんだ...。」

「...は?」

健也の口元が少しあがった。

「ばらすよ?美鈴にっ!!」

「健也あああ!!」

「だったらお前は今は大人しくしろっっ!!」

「っっ...」

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