プレイボーイとのラブバトル?
ごめんね。でも大好き

誠司Side

今日は、遅刻ギリギリで教室に
入った。

美鈴の席をチラッと見ても
美鈴の姿はない。
玄関でも見かけなかった。
休みなのか─...?

「誠司っ!噂聞いたかっ!?」

「噂って─...?」

健也が青い顔で俺に近づいてきた。

「やばいんだって。」

「だから何がだよ。」

「だから...黒澤っちが...
知らない学ランを来た男と
一緒にパトカーに連れてかれたって。」

「はあああ!?」

冗談...か?

「まぢらしいって。目撃者うちの
クラスに2人もいるんだぜ。
他のクラスにも結構いるらしいし。
黒澤っち何かヤバいことしたのか...な。」

健也は振り返って口をパクパクしている。
俺も見てみるとそこには鈴木が
いて俺たちを睨みつけている。

「美鈴がそんな悪い事するわけ
ないでしょっ!何バカなこと言ってるのよ!
ばっかじゃないの!?」

「愛梨ちゃんっ!でっでも...さ...
何か「栗原先輩.....。」

ドアのほうには尾崎がいた。

「なんか用?」

俺は冷たく尾崎を見た。

「...俺のせいです。すみません。」

「は...?」

─キーンコーンカーンコーン

尾崎が頭を下げたのと同時に
チャイムがなった。

「あ...「お前はいいから教室もどれ。」

俺は強引にドアをしめた。
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