初恋は夢の中
―― お盆祭り ――



今日はお祭り。
朝から準備で、殆んどの地区の人達が狩り出される。


しかしその大半が、昨日飲み過ぎて使いモノにならない状態だ…


各々の携帯に、出陣命令の電話が鳴り響く…

そして何故か、飲ませた先生までも連帯責任として、狩り出される始末…


さすがに、地元のお祭りという事もあって、断れきれなかったらしい…



男達は、フラフラと千鳥足になりながら会場に向かって行った。


しかし何人かはまだ、家で夢の中にいる…


イイのか!?
これで…!?



一部始終を見てしまった私は、笑いを堪えるのに必至だった。



先生は、ごめんな。
と言って、何度も謝った。


会場に向かう先生達を見送り、姿が見えなくなるのを確認してから、私は大声で笑ってしまった。


そして、その日一日は思い出し笑いが止まらなかった…


傍からみた私は、とてつもなく不気味だっただろうなぁ…




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