初恋は夢の中
お祭り会場は、思っていたよりも近く10分も掛からずに着いた。


盆踊りの曲に合わせ、太鼓の音が鳴り響く。

出店も思った以上に、沢山あった。


子供達も、大人も、おじいちゃんも、おばあちゃんも、お祭りを見に来ていて賑わっていた。


このまま真っ直ぐ歩いて行くと、神社の境内に突き当たる。


まずは、お参りをしに神社の鳥居をくぐる。

お賽銭箱にお金を入れ、手を合わせお願いをした。


そしてお参りを終えた私は、先生を探す。


途中、家に泊まっていた人達を見付け、先生の居場所を訪ねるが…。


男達は、むかい酒を煽りまたまたご機嫌だった。

良く、そんなに飲めるなぁ…
心の中で思った…


男達はビール片手に、何やら作業をしながら、私に声を掛けてくる。

おっ!浴衣似合ってるよ、三和ちゃん!

今日も、可愛いね!

ダンナなんて、ホッて置いて今日も飲もうよ!

私を茶化したり、からかったりする、男達…


真っ赤になりながら、やっとの思いで逃げてきた私は、強制的に渡された、ビールを片手にまた、先生を探した…



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