初恋は夢の中
― 昼下がりの午後 ―

今日も、天気が良かった。



縁側で、ボーッと外を見る。



あっ、そうだ…
浴衣、脱ぎっぱなし…
ヤバイ… ヤバイ…

慌てて浴衣を畳み掛けた…

でも良く見ると、ところどころに汚れが付いていた。

あぁーあ…
昨日の、あの時だ…
どうしよう…

途方に暮れた私は、思い切ってお義母さんに、浴衣を見せ謝った。

お義母さんは、大丈夫よ。クリーニングに出すから!と言って、笑った。


ホッとした私は、また浴衣を着て出掛けたいと思っていたのになぁ…
と、落ち込んだ。



そんな私の姿を見たお義母さんが、三和ちゃんさえ良ければ…
と言って、美加子が以前着ていた浴衣を出してくれた。


私は、勿論!と言って受け取った。



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