初恋は夢の中
私は意を決して、俯きながら話した。
「まだ…、怒ってる?」

「勿論!」

「… … … 。」

「こんなに、心配掛ける娘だと思わなかったよ…」

「嫌いに…なっちゃった?」
涙を堪えながら、言った。

「我が儘な、美和子は嫌いだ。」

「… … … 。」
涙が、ポロポロと流れる。

「しかし…、もう二度と悪さをしないと、約束したら、許してもいいかと思っている…」

涙を拭きながら、
うん…、しないように頑張る…
と曖昧な返事をした。


先生は、仕方ないか…
といった素振りで、
もう寝なさい。
と言って、話は終わった。



部屋に入ると私は、
ホッとして、すぐに眠りについたのだった…



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