初恋は夢の中
―― 夕方 5時 ――


桃子達が、二人揃ってやって来た。


「いらっしゃい!」
私は、二人を出迎えリビングに招いた。


桃子達は、驚くほど焼けていた。


「二人共…ま、真っ黒ね…」

「そぉ~?コレでもあんまり焼かない様に、気を付けたのよぉ~」
桃子は進藤先生に、
ねぇ~!
と言って、進藤先生も慌てて相づちを打った。


「そ、そぉ~なんだ…」

進藤先生も、とうとう桃子のペースにハマまったなぁ…
と確信した。



「さあさあ、立ってないで座って座って!」
先生が、出来立てのパスタを持って来た。


「あっ!美和子。コレ、おみやげ~!」
桃子は私に、沢山のおみやげを渡した。

「あっ、ありがとう!こんなに沢山、いいの?」

「いいの!美和子にはお世話になってるし。それに、美和子に似合うかも!と思って、ついつい買いすぎちゃっただけだから!」

「誰かさん、みたいだな。」
先生が、イジワルっぽく言う。

桃子が、えっ?と聞き返す。

「あっ、イイの!イイの!こっちの話しだから…」

再度、桃子にお礼を言ってから、
先生のイジワルゥ…
と言って、腕を軽く叩いた。



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