初恋は夢の中
キッチンのテーブルで、お茶を飲んでいた先生が、私の不思議な動きに気付き、
「美和子?どうしたんだ?」
と、私の元のやって来る。

私の後ろで先生は、
「沢山の、おみやげだな…。進藤に、気を使わせてしまった。 なにか、埋め合わせしないとな…」
先生は、おみやげを見ながら言った。



… 埋め合わせ? …

私は、握り締めていたTシャツを見た。


「先生?明日、明日埋め合わせしよう!」

「明日?」

「そう、明日!」

「でも、どうやって?」

「そ、それは…、こ、これを着るのぉ~。」
私は、座ったままの格好で両腕を上げ、Tシャツを広げて先生に見せた…



先生の言葉は、返ってこなかった…



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