迷イの†プリンス†


 


「あっ!ひゃぁ…や…めッ!!」

「やめてじゃなくて…もっとだろ??」

「ッんん……あぁッ!!」

「もっと、求めてこい。香佑…ッ」



…熱く、痛く、鋭い的確なその感情に、
彼は高い声をあげ、泣き喚いた。

絶え間なく感じさせられるその快感。

それはきっと運命の…好きな人とつながっているからこそ
感じる事なんだろう。

彼らはそう信じた。

信じて、前を向くんだ……―――



< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop