私を襲って、ツンデレくん。

私の心とは裏腹にむかつくぐらいの夕焼けが教室の窓から私たちを照らしていた。





『鈴…。』



帰りの準備をしているとふと誰かに話しかけられた。





「時雨くん…。」




時雨くんは少し俯いていたが、私の目をしっかり見つめていた。




『今日一緒に帰らないか?話しがある』



私は途端に怖くなった。
この頃時雨くんは私に冷たかった。
別れを切り出されるのではないだろうか?
怖い。やだ。別れなくない。



そんな負の感情が私の中を駆け巡った。




「ご、ごめん時雨くん。今日ちょっと用事があって…」



私はとっさに断った。
しかし用事があるのは本当のことだった。




『…わかった』



そう一言残すと時雨くんは鞄を手に取り教室から出て行った。




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