好きになんかなるハズ無い!!
んで案の定………


「ん~~~…何やってんのよぉ……」


李子は5分で夢の世界に引き込まれて行った。


は、早い…疲れたんだね李子。


寝袋から飛び出した李子の腕を、ゴソゴソと元に戻した。


「床でなんか寝れないって思ってたけれど、眠くてしょうがないわぁ………」


「私も…おやすみぃ~~~」


周りの友達も、交流会の疲れがドッと出て来た様子。


11時40分頃には、私以外のお嬢様全員が眠っていた。


「よしっ、そろそろ行こう!」


10分後、私は物音をたてない様に起き上がった。


心臓がドクドクうるさい。
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