好きになんかなるハズ無い!!
大吾お兄様は6才の時犬に噛まれ、以来犬が苦手になってしまった。
だから一条家では、犬を飼う事が出来ないの。
「たくさんの犬と戯れてみたいんだけどねーーー……」
チワワを触らせてくれた飼い主さんにお礼を言って、再びベンチに座った。
ふと洋夢を見ると、何やらブツブツ言って考え事中。
「洋夢?どうしたの?座らないの?」
尋ねたら、いきなり洋夢がニヤッと笑った。
「美名、その願い叶えてやるよ」
「へっ?」
自信満々に宣言されて、チョンと目が点になる。
私の願いを叶える…………?どういう事?
だから一条家では、犬を飼う事が出来ないの。
「たくさんの犬と戯れてみたいんだけどねーーー……」
チワワを触らせてくれた飼い主さんにお礼を言って、再びベンチに座った。
ふと洋夢を見ると、何やらブツブツ言って考え事中。
「洋夢?どうしたの?座らないの?」
尋ねたら、いきなり洋夢がニヤッと笑った。
「美名、その願い叶えてやるよ」
「へっ?」
自信満々に宣言されて、チョンと目が点になる。
私の願いを叶える…………?どういう事?