好きになんかなるハズ無い!!
お互い習い事やパーティー出席で忙しく、普通の高校生みたいに何回も会う事は出来なかった。


ドタキャンが続いてケンカした時もあったけど、いつも力になってくれる存在が傍にいた。


「大吾さんも来れれば良かったのに」


大吾お兄様も色々洋夢と同じ男として、アドバイスをしてくれたりしたんだ。


『男はカッコつけたい生き物なんだよ』


とか意味不明な発言された事もあったけどね。


その兄は今回用事があって、李子の誕生パーティーに来る事は出来なかった。


「あ、李子。お兄様からプレゼント預かって来たから、渡しとくね」
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