「恋をするのはいつまでも」~先生。また、恋に落ちました・・。~ ㊤巻
先生
「全然、わからなかったよ。」

先生は笑いながら、グッとビールを飲んだ。



会社近くの居酒屋。

金曜日だけあって、サラリーマンやOLさんで、混み合っている。


先生の声はあまり大きくないし、かすれているから。


逃さず聞き取るために。


私達の距離は自然と近くなった。
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