死せる朝日の会
あれ? もしかして俺、ヤキモチ妬いてるのか? なんて考えていると。
「さっき冷蔵庫に入れて来たから、後で食べるといいよ。」
それを聞くとリンダは、颯爽と部屋から出て行った、その姿はまさに年相応の女の子らしい。
「さて、一応確認したい事がありますが、ちょっといいかな?」
リンダが見えなくなるのを確認さたルーベンスは、急に真面目な口調になって俺を見る。
「あ、え? はい、なんですか?」
わざわざリンダを遠ざけてからの真剣な雰囲気に、俺はてっきりパステル関係の話を責められるような予感がして緊張した。
ルーベンスは俺の肩に手をかけて、ゆっくりと顔を近づけてから、
「君は、ロリコンだったのか?」

えっ?
ええええっ??
「違います、断じて違います。」
俺は精一杯の否定をしながら、さっき見られた状況の言い訳を考えていたのだが、
「リンダの事は真剣なんです、決しそうゆう趣味ではありません」
あれ? 言い訳どころか、それって?
「ロリコンだよな。 言い切った姿勢は男らしいけど、内容的には犯罪者だな。」
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