死せる朝日の会
「これだけの情報を持っていて、何故肝心のミサイルを探さないのか? 俺的にはそれが一番確実な気がするんだがな、パステルの… 、 いや、この場合はアリスの考えかな? それが全くわからないよ。」
けれどアリスに従うって事は、勝利に近づいているって事だ。 あいつがいなければ何一つ情報が無いのも事実だ。
「もしかしてアリスも知らないんじゃないのかな?」
「かもな」
それが一番納得できる答えかも。
「まあ今更あれこれ考えても仕方ないよ、何か飲み物仕入れてくるね、何がいい?」
リンダは立ち上がる。 俺はポケットから小銭を出してリンダに渡す。
「何でもいいから炭酸にしてくれ、今日はやけに暑い。」
それだけ聞くとリンダはスタスタと行ってしまった。
「やれやれ、見つかったらマズいってのにな。」
俺は独り言をつぶやいてから腕時計を見た、まだ1日は長そうだ。
俺達は今まさに最後の場所に来ていた、エイトが最後に交渉していた場所であり、俺とリンダが命を落とした場所。そこは意外でもあり、自然でもある、日本の中心と言っても良い場所、
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