死せる朝日の会

テロリスト

世界最後となる日の朝、俺とリンダは二人して携帯を見ていた。 それは昨日の夜にパステルから送られてきたメールで、俺達の最後の作戦内容が書かれていた。 それに伴いメンバーは各地に散ったわけだが、
「本拠地は日本か、意外だったな。」
コンビニ弁当を公園のベンチでほおばりながら、俺はリンダを見た、
「そうか? もともと日本を中心に探してるんだから、日本にいると考えてはいたよ。」
カップアイスを食べながらリンダは答える。
作戦の内容は至ってシンプルで、今日1日各自がオリジナルの自分を見張る事で、一体何が起きるのかを突き止めるとゆうものだ。 しかし、一つだけ腑に落ちない点がある。 この作戦は、俺達の中に裏切り者がいるのが前提だ、もしそれが間違っていて、全くの部外者が引き起こした事態だったらどうする?
「一発逆転の隠れキャラクターにしては詰めが甘いな。」
俺は諦めて携帯を閉じた。
「ミサイルの事か? 確かにそっちも気になるよな。」
リンダも携帯を閉まって俺を見た。 どうやら同じ疑問を持ったらしい。
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